講談社ノンフィクション賞受賞

『牛と土』

(2015年7月29日 掲載)

『牛と土 福島3.11その後。』(集英社)の第37回講談社ノンフィクション賞受賞が決まりました。

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『牛と土 福島3.11その後。』は、ありがたいことに日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)に続いてダブル受賞となりました。

講談社ノンフィクション賞の選考会があった7月23日は、大阪・梅田の居酒屋で、長年おつきあいのある人たちと一緒に知らせを待っていました。『セラピードッグの子守歌 認知症患者と犬たちの3500日』など、これまで私がかかわった本でお世話になってきた講談社の編集者・中満和大さんが「待ち会」を設定してくださったので、ごく親しい人たちが集まりました。

弊社ライブストーンの出版物第1号である『囚われた女たち』(1995年発行)の著者、藤木美奈子さん。中満さんの編集で、講談社から出る藤木さんの本の企画が進行中です。

そして、心強い仕事仲間のデザイナー、広瀬之宏さんと川端一実さん。広瀬さんには、今年3月に開催された京都・嵐電の電車内写真展「復興応援電車キミマツサクラ号」のイベントでもお世話になりました。

藤木さんはバラの花束を、広瀬さんたちはくす玉を用意してこられたので、もし受賞できなかったらどうしよう、かっこつかんなあ、と思っていました。

16時から始めてわいわいやっていると、17時45分に講談社から電話があり、「受賞しました!」。

丹精のくす玉を割ることができて、ああよかった。

みなさん、ありがとうございました。

当日の模様は、藤木さんのブログでも紹介されています。

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