Works 過去の仕事

Works 過去の仕事

身心一如の飛翔
東洋的身心論序章

 「身心一如の飛翔―東洋的身心論序章―」は、四十代半ばを過ぎて医療関係の取材や編集の仕事が主になってきたころ、かつて夢中になった仏教や東洋思想に後ろ髪を引かれつつ書いたものである。 私は三十代半ば近くまで定職にも就かず、無為放埒な日々を送っ...
Works 過去の仕事

『2047年の就職・転職情報』序文
今は昔。50年後の社会を歩き、今を振り返ってみれば……

「残業代ゼロ」を目指すための労働基準法改正について、今年の通常国会では見送るべきだとの声が与党内で強まっているそうだ。安倍内閣が推し進めようとしている「ホワイトカラー・エグゼンプション」に、労働側が猛反対し、「サラリーマンを敵に回しては、夏...
Works 過去の仕事

東西医学の融合
病気ではなく病人を治す漢方医学
第57回日本東洋医学会学術総会会頭に聞く

現在、漢方薬に対する関心は高い。西洋医学を学んだ医師たちの中にも、漢方薬に注目し処方する人が増えてきている。日本東洋医学会の会員の8割以上が医師であり、その多くが漢方の専門医ではない。しかし、明治時代以降、漢方には長い冬の時代があった。明治...
Works 過去の仕事

湖底に沈む寺 徳山村の信仰と自然の明日は……

2005年の晩秋の一日、岐阜県の旧徳山村を20年ぶりに訪れた。ダムの底に沈む前に、もう一度見ておきたかったからだ。巨大なダムが姿を現した工事現場から見晴るかす紅葉の山々へと、ひんやりした秋の風が吹き渡っていた。総貯水量で浜名湖の約2倍に相当...