食べる健康法と漢方薬の旅
中国各地、チベットなどをくまなく歩き、薬草の現地調査を重ねてきた生薬学者による「漢方見聞録」。いま、日本人の暮らしに求められている「医食同源」の知恵を味わい深い文章でつづる。
植物の色や香りの謎を探り、漢方薬をはぐくんだ悠久の文化と自然を訪ねる旅へといざなう生薬的読み物。
●著者のプロフィール●
高石 清和(たかいし きよかず)
1925年京都市生まれ。京都帝国大学医学部薬学科専修科終了。薬学博士。天然物化学、生薬学を専攻し、96年3月まで近畿大学薬学部教授。日本生薬学会関西支部長などを務め、中国大陸各地で薬草の現地調査を重ねる。近畿大学名誉教授。
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